“夫の言葉に傷つく妻”を卒業するために

本気でパートナーシップ!

夫の言葉や行動がキツいと感じる。責められているように感じて傷ついてしまう。
毎日顔を合わせる夫に対して安心できないって、しんどいですよね。

そんなとき、もちろん夫が変わってくれることがいちばん望ましいのですが、それはちょっと難しそう…という場合。

夫がすぐには変わらなくても、あなたは傷つかなくなる、そんな根本解決の方法があります。
その鍵になるのは、あなた自身の心を深く理解して整えること、そして少しだけ、夫の心を理解してみることなのです。

※この記事は「夫が意図的に攻撃してくるわけではない」という前提のお話です。
 モラハラなど、夫の言動に大きく問題がある場合はこちらの記事をご覧くださいね。
 “見下してくる夫”への心理的な対処法を解説します

どうして夫の言葉がこんなに刺さるのか

夫の言葉や態度に傷ついた、傷つけられた、と感じるとき。
悪い態度をしたのは夫なのですが、「傷つく」という感情は自分自身の心のなかに発生するものです。

人の感情はその人の中にあって、外からの刺激を受けて反応します。
この場合は夫の言葉によってあなたの思考が「攻撃された」と認識して、「傷ついた」と感情が反応します。

夫の言動(出来事)→傷つく(感情)
と思いがちですが、正確には
夫の言動(出来事)→攻撃された、否定された(認識・捉え方)→傷つく(感情)
ということなんです。

「傷つく」という感情にはきちんと経過と理由があります。
それを理解して変えられる部分を変えてゆくことで、あなたの心が夫の言動次第というしんどさを弛めることができるようになるのです。

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1.夫の言動(出来事)→2.攻撃された、否定された(認識・捉え方)→3.傷つく(感情)

この3段階の中で、まず変えられないものは1の夫の言動です。
そして3の傷つくという感情も、「傷つくな」というのは難しいですよね。
けれど2の攻撃された・否定されたという認識・捉え方は、1や3よりは変えやすい部分です。

どんな場合でも誰かの言動に傷つくとき、自覚のあるなしに関わらず「自分で自分を責める」認識や捉え方をしています。

たとえば、夫に家事の行き届かないところを指摘された場合。
「私は十分やっている」と自信を持てていると、夫の言葉を「自分への否定」とは捉えにくくなります。

「ああ、あなたはそこが気になるのね」とか「じゃあ明日やっておくね」というように、「夫の感覚や意見」と捉えて、心にダメージを負わなくなるんですね。(それでも良い気分ではないかもですが…)

ですが心のどこかに「ちゃんとできていない自分へのダメ出し」の意識があると、同じ夫の言葉に対して、思考は「やっぱり夫にもダメ出しされた!」と捉えて、心が反応して「傷ついた」と感じます。

この場合、思考や捉え方を変えてみるというのは、「夫の言葉は本当に自分への否定や攻撃なのかな?」と疑ってみることです。

・別に私を否定したんじゃなくて、夫はここが気になっただけ
・軽い気持ちで気づいたから言っただけかも
・私のこだわる所と夫のこだわるところは違うんだ

否定された、という捉え方以外に、色々な捉え方ができます。
しっくり馴染むものを探してみてくださいね。

けれどここで、「否定された」以外の捉え方が浮かばないとしたら。
あなたの心の奥には「こんな自分は否定されても仕方ない」という強い思い込みがあるのかもしれません。

思い込みというのは結構手強くて自分では「当たり前のこと」として認識している場合がとてもよくあります。
カウンセリングの中でお話を伺っていると「こんな自分はダメだ」という思い込みをベースにして、色々な場面で自分を苦しめる捉え方をして苦しんでいる方も多いと感じます。

感情をコントロールすることはできなくても、「自分にダメ出しをする思い込み」を見つけて弛めることで、同じことに対しての捉え方が変わり、その後の感情は自然に変わってくるんですね。

人は自分で自分を責めていないときには、周りの言動で傷つくという感情の反応が起きません。
(何を言われても気にしない人というは、自分で自分を責めていないからなんですね)

とはいえ、今まで当たり前にある思い込みを見つけて弛めるのも簡単ではなかったりします。
人は自分に1番厳しくなりがちですから、1人では難しいと感じたらカウンセリングの中で取り組むこともご検討くださいね。

あなたが自分へのダメ出しや否定に気づいてそれを弛めるほど、夫の言動に傷つくことは減らせますからね。

妻を傷つける夫の心を理解してみる

今度は少し、夫側の心を見てみましょう。

妻に強い言葉や不機嫌をぶつける夫は、あなたにとってどのように見えるでしょうか。
強い、怖い。そんなふうに感じる人もいるかもしれません。

けれど心理的な見方は逆で、身近な人に優しくできないのは「心の弱さ」であることも多いのです。
(単に声が大きくて言葉が荒いだけ…という人もいるかもですが^^;)

多くの男性は女性に比べて感情、とりわけ「か弱い感情」を感じることが苦手です。
とくに小さい頃「男はメソメソするな!」って弱さを否定された人ほど、弱い感情を押さえ込むようになります。

けれど男性にも、そういった感情がないはずはありません。

では、押さえ込まれた弱い感情はどうなるかというと。
「怒り」や「不機嫌」として現れることが、とても多いんです。

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たとえば自分がわかってもらえないと思うとき、そのことに傷ついても「傷ついた」とは実感できない。
そうすると、その悲しい気持ちは「わかってもらえない怒り」や「妻への不満」として外に出たりします。

私たちの心理学では、怒りは二次感情とよばれていて、悲しさや寂しさなど弱い感情(一次感情)の蓋だといわれています。
怒りの下にはいつも「自分では感じたくない弱い感情」があるといわれているんですね。

これは女性も同じで、私たち妻が夫に腹を立てるとき、その下には夫にわかってほしい悲しさや寂しさがないでしょうか。
もっと理解してほしいとか、気にかけてほしいとか、そんな思いが叶えられない時に怒りになったりはしないでしょうか。

夫の態度が明らかに不機嫌なときは、妻に対して「気づいてほしいつらさがある」ということも多いんです。

攻撃的な態度をされると怖いと感じたり、身構えてしまうとは思うのですが、一方でこのような夫側の事情を少し頭に置いていただけると、少し見方が変わるかもしれません。

“夫の言葉に傷つく妻”を卒業するために

夫の言葉に傷つく妻を卒業するためには、とにかく「あなたの心が楽になること」が最優先です。

これをやらずに夫を理解しようとすると、どんどん自分の心を後回しにしてつらくなってしまうので(心理学では「犠牲」といいます)、順番が本当に大事!なのです。

あなたの心が楽になるほど、夫の心を理解することに抵抗がなくなります。
理解しなきゃ、ではなく、理解してあげたいなって思えてからで大丈夫ですからね。
そしてできれば1人で頑張らずに、信頼できる人やカウンセラーも頼ってくださいね。

「夫婦は合わせ鏡」といわれ、片方の心の持ちようが変わると、もう片方の心も自然と変わってきます。
あなたの心が楽になることは、夫さんの心を楽にすることにも繋がりますからね。

夫婦で一緒に幸せを感じたいという気持ちを、どうか無理のない形で叶えていただきたいなって願っています。
あなたが大切な人と、もっと楽しく自分らしく楽しく過ごせますように。

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