※こちらは、カウンセリングサービスのアメーバーブログ『恋と仕事の心理学』に執筆した記事の転載になります。
本当は仲良くしたいのに、わかってほしいとか寄り添ってほしい気持ちが全然伝わらない。
それどころか話し合うほど盛大に拗れてしまう。
そんなことってないでしょうか。
それはもしかしたら、あなたの心が傷付いたり恐れが強いあまりに、相手との溝を作りやすい態度で接してしまっているのかもしれません。
愛情があっても、心が整っていない状態で向き合うことでさらに傷付け合い“伝わらない感”が強まって拗れる…という切ないことも起こるのです。(私は相当やりました…)
では、どうすればよいのかというと。
相手と「向き合う・話し合う」ということの前に、まずは「自分自身の心を余裕のある状態に整える」ことをおすすめしたいなって思うんですね。
人はさまざまな心の状態を持っている
人は誰でも、その時の気分や感情によって物事の感じ方が変わります。
その時々で、いろんな自分になります。
あなたの中にも、
·優しくて余裕のある自分
·怒りっぽくて心の狭い自分
·明るくて前向きな自分
·ネガティブで依存的な自分…
など、いろいろな面がありますよね。
気分が良ければ許せることは増え、心の余裕がなくなるほど人に優しくすることも難しくなるんですね。
どんな自分でも悪くないし気分に波があるのは当たり前ですが、人と接するときにはどの面で接するかによって関係が変わるということは起こります。
気分にモード名を付けて距離を置く
感情の整え方はひとつではないのですが、たとえばこんな方法があります。
認知行動療法の中では、自分の中にあるさまざまな気分の状態を「〇〇モード」という言葉でラベリングすることがあります。
日常でも「今日はあの人、イライラモードだね」なんて囁いたりしませんか?
この「モード」という概念を自分自身に使って感情を客観視できると、その時の心の状態にのみ込まれにくくなります。
そうすると心が整いやすく、整った心で相手と対峙するときには傷や恐れからの拗れやすい態度は引っ込みます。
たとえばとても腹が立って余裕がなくて、些細なことでもカチンとくるようなとき。
「あーー!!もう!どいつもこいつもしょうもない!ほんとイライラする!!」
このまま怒りにまかせると、まるで怒りが自分の感情そのもののように感じてイライラにのみ込まれてしまいます。
おそらくこの怒れるモードのときに「さあ、話し合いましょう!!」とパートナー対峙すると、怒りにまかせて相手の地雷を踏みやすくなります。
ですがこの時に少しでも「今、私はめちゃめちゃ怒りモードなんだ」と自分自身を俯瞰で見ることができると。
怒りの感情と距離を置けて心が楽になり、余裕が生まれます。
「怒り」はあなたのすべてではありませんから、何か事情があって怒りモードが前面に出ているだけなんですよね。
悲しみや恐れも同様で、刺激の強い感情はどうしてものみ込まれやすいものです。
「怖い」「悲しい」などの気持ちが大きくなっているときには「今、恐れを感じやすいモードになってるな」
「私は今、〇〇モードだな」って俯瞰で見られる自分が育つほど、自分の感情が扱いやすくなり、心を整えやすくなりますよ。
そして、感情にのまれているような状態での話し合いを避けることも大切なことです。
感情が整わない時は、現状維持・日常維持で心のケアを優先することがおすすめです。
わかってほしいという気持ちが強い時
夫や彼に「わかってほしい、寄り添ってほしい」という感情が強いとき。
パートナーに理解や受容を求めるのは自然なことですが、それがあまりに強まると「なんでわかってくれないわけ?」と詰める雰囲気を醸し出してしまったりも…。
これは相手からすると詰められているに感じるので、怒ったり心を閉ざす人もいます。
わかってほしいとか寄り添ってほしいと感じるとき、心は「孤独」や「自信のなさ」を感じ、受容や承認を求めていることが多いです。
モードでラベリングするなら、「わかってモード」とか「寂しがりモード」「ひとりぼっちモード」などでしょうか。
(これはその人によって違って正解はありませんので、しっくりくるものを探してみてくださいね)
ネガティブな感情はモードとして捉え距離を置くことに慣れると、心に余裕が生まれやすくなります。
そして心が緩んでくると、あなた本来の愛情や思いやりが前面に出やすくなります。
パートナーと腰を据えて話し合うときほど、あなたが自分で好きだと思えるあなたで臨んでくださいね。
・モードでラベリングしても変わらず感情に巻き込まれてしまう、そもそも自分の感情が見つけられない、という場合。
今までに抑えてきた感情がたくさんあったり、そもそも日々の感情が不安定になっているかもしれません。
うまくいかないときには1人で頑張らずに、カウンセリングもご検討くださいね。
相手も感情を持つ人間。愛だけじゃ対処できないことがある
ところで。
パートナーなのに、何でそんなに気を遣わなきゃいけないの??
どんな私でも受け入れて寄り添ってほしい!
もしかしたら、こう感じる人がいるかもしれません。
けれどもし、相手も同じように感じていたとしたら…?
人の心は不安定なときほど、相手に求めるものが大きくなります。
そして、受け止められない、拒絶された、と感じる度合いも大きくなるのです。
ですから、お互いがどんな自分でも受け入れてほしいと望みながら対峙するとニーズのぶつかり合いになって、怒りや失望が大きくなってしまうんですね。
パートナーにどんなに愛があっても心を持つ人間ですから、ネガティブな態度には心が反応してしまいます。
それによって温和なモードで居られなくなったり、心が傷ついて自分の中に引きこもってしまうこともあります。
(愛している人からのキツい一言って、けっこう堪えるものですから…)
ですから、そうならないコミニケーションを取れるよう、向き合う前に心を整えることをおすすめしたいのです。
心が整うと、受け入れられるものが増える
向き合って話し合うほどパートナーとの関係が拗れるとき、お互いに同じ不満を抱えていることが多くあります。
「わかってくれない、自分を受け入れてくれない、大切にしてくれない…」などなど。
この状態を改善するには、どちらかもしくは両方が「受け入れられるのは自分の方」という意識を手放すことが大切です。
けれど、傷ついた心のままでは「どうしたら自分が受け入れられるか」ということで思い詰めてしまい、相手の心を見る余裕がなくなってしまうんですね。
どちらかが心を整えて態度が変わることで、関係性の風向きを変えることに繋がります。
長い間拗れた関係が長引くというのは、お互いが何らかの変化を必要としているということ。
そしてどちらかが変化すれば、合わせ鏡のようにパートナーも変わって2人の楽な形が見つかります。
このお話が、拗れた関係改善のお役に立つことができたら幸いです。
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