※こちらは、カウンセリングサービスのアメーバーブログ『恋と仕事の心理学』に執筆した記事の転載になります。
彼が、夫が、ちょっとモラハラっぽいんです
カウンセリングの中で少なからずお伺いするご相談です。
今回は、パートナーのモラハラ行動への向き合い方について書いてみます。
いちばん大切なのはあなたの自尊感情を守ること
パートナーが自分を尊重してくれないと感じる。
自分勝手な行動や言動が多かったり、ムチャな理屈を並べて責められる。
そんなとき、まず大切なのは「私が悪いのかな…」とあなたが自分を責めないことです。
人にはみんな自尊感情(自分を尊い価値のあるものだと感じられる感情)があります。
けれど、身近な人に否定されたり責められることでこの自尊感情が傷つくと、自分が悪い・自分は責められるべき存在なんだ…という誤解が生まれやすくなるんです。
強引な理屈で責められることが続くと、まるで本当に自分が悪いように感じてしまう…という方もいらっしゃいます。
ですが、パートナーからいつも責められる・あまりに身勝手な言動が続く、というのは相手側の問題です。
もし、今あなたがパートナーから責められてつらい、自分が悪いのでは…と感じてらっしゃるとしたら。
まずはあなたの自尊感情を整えて、心を楽にすることを優先していただきたいなって思います。
人って自分を責めているときには、自分を大切にする行動を取ったり良い選択をすることは難しいです。
ですからパートナーを何とかするよりも、まずはあなた自身の心のケアに目を向けてあげてくださいね。
モラハラ行動をする人の心理
そもそもパートナーは、なぜ自分の大切な人を尊重して大切にできないのでしょうか。
その理由を理解することで、あなたの心が少し楽になるかもしれません。
モラハラ行動をする人は、パートナーに自分の主張を聞いてもらうことで自尊感情を満たそうとしたり、自分よりも下に見る相手をつくることで安心したいという思いがあります。
自分自身で十分に自分を大切にできないために、パートナーに無理を強いて大切にされているという感情を感じたい、自分は尊重される存在なのだと感じたい、という欲求を持つことが多いのです。
たとえ自信満々に見えても、モラハラ行動をする人で、本当に心が満たされている人はいません。
自分自身を心から大切に感じられると、それを周りの人にも投影して「価値ある自分と同じように価値あるパートナー」として大切に扱うことができます。
満たされない感情をパートナーを使って埋めようとするのは成熟した大人とは言い難いですし、心の傷はパートナーさんご本人が向き合わなければ、超えることは難しい問題でもあります。
モラハラ行動をするパートナーにどう向き合うか
パートナーのモラハラ行動に悩むとき、急に相手を変えることはできません。
けれど「自分の心を守る」ことを前提に、あなたがパートナーとどうしたいかを選ぶことはできます。
自分の幸せのために、もっと楽に楽しく居られる相手を選ぶという道もあります。
根っからの悪人はいませんが、優しさや愛に戻るためにとても手のかかる人はいますし、その過程にあなたがお付き合いしなければいけないということはありません。
けれどもし、あなたの本当に望むことが「今のパートナーとの幸せ」ならば、パートナーの心を理解してみるのはひとつの選択肢かもしれません。
パートナーが自分を大切にできないのはなぜか、どんな苦しみや葛藤があるのか。
横柄で態度の悪い相手には優しくできないけれど、もし何かに苦しんでいたり助けを求めているとしたら…。
そんなふうに相手の弱さや苦しさを理解することで、そこから絆が生まれることも多くあります。
これは決して、あなたが我慢や犠牲をして相手に優しくするということではありません。
悪い態度をそのまま受け取って傷つくのではなく、その下にある感情を理解できると、自然に優しい気持ちが生まれやすくなります。
そのためにはまず、あなた自身の心が楽になって余裕ができていることが大切なんですね。
人が心に傷を抱えているとき、「理解される」という経験から態度が柔らかくなることもあります。
心理学では「パートナーは鏡」といわれ、どちらかの態度や感情が変わることでもう一方も影響を受けて変化することは多くあります。
もちろん言葉ほど簡単ではないし、やるだけのことをやってみても最後は相手の問題という部分もありますが、もしあなたがパートナーさんと一緒にいることを望むならば、私はやってみる価値のあることだと思っています。
1人で苦しいときは、信頼できる人やカウンセラーのサポートも使ってみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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