自己一致の状態は、望むものが手に入りやすい
恋愛をスムーズにするピースのひとつに「自己一致」という概念があります。
これは、心理学者カール・ロジャーズが提唱した概念で、「自分が本当に感じていること」と「自分はこうあるべきだ」という概念や行動に矛盾がない(または少ない)状態を「自己一致している」といいます。
平たくいえば、自分の感情と意識と言動に矛盾がないということなのですが、ちょっとわかりづらいですね…。
恋愛にあてはめると、たとえば
「早く結婚したい」という感情を感じて、婚活に邁進している→自己一致している状態
「早く結婚したい」と感じながら、結婚の難しい人から離れなれない→矛盾があり自己一致していない状態
温かい関係が欲しいからパートナーに優しくして良い感情を感じている→自己一致している状態
温かい関係が欲しいのになぜかパートナーにキツく当たってしまい自己嫌悪→自己一致していない状態
というようなことです。
自己一致が良くて自己一致できない状態は悪い、というわけではないんです。
大人なら、こうしたいと思いながらもできない事情があったりもしますよね。
ただ、自己不一致を起こしているとき、ものごとがうまくいかなくて自分にがっかりしたり傷付くことは増えてしまいます。
「どうしていつも自分はこうなってしまうんだろう…」
「こんな自分じゃ幸せになんてなれないかも…」
「思うようにできなくてイライラする…」
自分の本当の気持ちに沿った行動ができないときには自己評価も下がやすく、願いと行動が一致していなければ欲しいものは手に入りづらくなります。
では、どうして「自分の本心と、それに向かうための行動が一致しない」ということが起こるのでしょうか。
自分のことをどんな存在だと感じているか
たとえば、優しいパートナーがほしい!とか、幸せな結婚がしたい!と望むとき。
「もし3か月、パートナー探しをすれば必ず叶う」としたら、モチベーションを保てるのではないでしょうか。
たとえ1回うまくいかなくても、3か月のうちにうまくいくと保証されてたら、ハイ次!って切り替えやすいと思うんですね。
現実には結果が保証されるケースは難しいのですが、このように「最後はうまくいく自分」を感じられるかどうかはとても大切です。
自分は欲しいものを手に入れられると感じるか、自分には欲しいものは手に入らないと感じるか。
この「自分をどのように感じているか」をセルフイメージといいます。
セルフイメージが良いほど、いろいろなことにチャレンジしたり努力を継続しやすく、セルフイメージが低いと「どうせ無理」という思いが強くなり、欲しいものに向かうための行動が鈍ったりつらさを感じやすくなります。
欲しいものを手に入れられる自分というセルフイメージが強くなるほど、「これがほしい→だからこうしてみよう!」と素直に目標に向かえて、自己一致している状態になれるんですね。
スムーズな行動を邪魔する「自己不一致」
とはいえ、自分が欲しいと感じるものに向かうための行動にブレーキがかかることは、少なからずあります。
このような状態を「自己不一致」といいますが、どうしてこのようなことが起こるのでしょうか。
自己不一致の状態のとき、心の中ではいろいろな葛藤が起きています。
パートナーが欲しい、でも頑張ってもダメかもしれない…
もしかしたらパートナーができても最後はうまくいかないかも…
パートナーができることで自分が制限されるかもしれない…
この葛藤の原因は、自覚できる感情もあれば、自覚できないくらい心の深いところにある場合もあります。
そして多くは、過去にできた心の傷や、過去の体験からできた観念(強い思い込み)が関係しています。
たとえばカウンセリングでお伺いするご相談に「婚活をしなきゃと思いながらも、モチベーションがあがらない」というご相談は多くあります。
お話を伺っていくと、過去に誰かに裏切られて傷ついたとか、実は両親が不仲で結婚に夢が持てないとか、我慢する母を見て結婚=我慢だと感じていた…など、それまでは気づかなかった、結婚というものへのブロックが見つかることがあります。
(なかには「世間の価値観で結婚しなきゃ」と思っていたけど、そもそも結婚を求めていなかったことに気づく…という場合も)
このように、自分が望んでいるものはあるけれどそれに向かって邁進できないとき、心にはブレーキとなる引っかかりがあって葛藤が起きています。
そして自己一致に向かうため必要になるのが「葛藤を起こす引っかかりをクリーニングすること」なのですね。
自己不一致を解消してスムーズな恋愛を
ほしいものがある、だからそのための行動をする、続ける。
すごくシンプルなのですが、意外とこれが難しいことだと常々感じます^^;
人って本当に矛盾の生き物で、1人の心の中にもいろんな感情や価値観を持っています。
大人になるほど自分の感情や都合だけじゃどうにもならないことや、一生懸命やってもダメだったという挫折も経験します。
その経験は、自覚できることだけではなく潜在意識の深くに潜ってブロックとなり、願いの成就を邪魔することもあります。
また同じことに…という怖さからやる気が削がれたり、失敗したら恥ずかしいって感じたり、本当は欲しいはずなのに素直に望むほど夢を見られなくなったり。
けれど色々なモヤモヤを感じながらも、清々しく「イーラナイッ♪」って思えないならば、きっとそれは心のどこかで欲しがっているものなのではないかな…?とも感じるんです。
欲しいものに向かえない、なんだかモチベーションが上がらない…
そんなとき、心の引っかかりを探してクリーニングしてみることは、おすすめしたいことのひとつです。
また、頑張ってもうまくいかないときに1人で頑張り続けていると、気持ちが疲れたり自分のセルフイメージが良くないものに傾きがちです。
ときには、あなたの素敵なところをちゃんとわかっている人に元気をもらって、気持ちよく進めるようにメンテナンスしてあげてくださいね。
何をクリーニングすればいいのかわからない、何となくわかっているけどずっとスッキリしない、そんなときにはカウンセリングやセラピーも選択肢に入れていただけたら嬉しいです。
パートナーが欲しい、だからこうしてみよう。
こんな関係が欲しい、だからこんな自分でいよう。
人は誰でも、自己一致できているときは心地よくいられることが多いと私自身も感じています。
心と頭と行動が一致してるので葛藤がなく、自分全体が欲しいもののために楽しく進んでゆけるんですね。
なんだか恋愛がうまくいかない。
そんなときには、このような視点であなた自身のことを見つめてあげると、新しい気づきがあるかもしれません。
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