※こちらは、カウンセリングサービスのアメーバーブログ『恋と仕事の心理学』に執筆した記事の転載になります。
このところ物価がどんどん上がって、ついため息が…
そんなこと、ありませんか?
我が家もエンゲル係数は右肩上がり、「またアレが値上がった…!」なんて会話が日常です。
ですが、そんなときこそおすすめしたいのが「金はない!だが愛はある!」のマインド。
はじめに前置きをすると、「金がない!」状態を勧めるつもりは決してありません。
お金はあったほうが便利だし、私も欲しいです笑
でも日々のなかで思うようにお金が入って来ないときほど、どんな心持ちでいるかが大切だとも思うんですね。
「〇〇がない」に意識が向かうと起きること
私たちは「ないもの」に意識が向かいすぎると、本当は持っているものが見えにくくなります。
例えば、失恋をして失意のどん底にいるとき、仕事で大きなミスをしてしまったとき。
「自分には魅力がない」「自分には運も能力もない」そんなふうに感じたりしませんか?
実際はそんなことないのに、自分は一生1人だ…と絶望したり、何をやっても失敗するかも…と怖くなったり。
確かにそのとき、手に入らなかったものやできなかったことがあるのは事実です。
けれど「ないもの」の存在が心の中で膨らみすぎると、本来は持っているものや良い感情・感覚をどんどん押し潰してしまいます。
これを「お金がない」という意識に当てはめてみると。
お金がないとできないことや買えないものにばかり意識が向きます。
あれも買えない、これもできない、ここにも行けない……。
お金が少ない=人生を楽しめない、という図式ができあがって虚しい気持ちになってしまうかもしれません。
「お金がない」から意識をちょっとズラしてみる
ですが、お金ってそもそもは何かをするためのエネルギーのようなもの。
お金があること自体が幸せでなのではなく、お金で何かが手に入り良い気分になるから幸せなんですよね。
「どうしてお金があったら幸せなの?」と心に聞いてあげると、「ない」という感覚から意識が少し離れます。
私も自分に聞いてみました。
そうしたら、「自分の好きな人と美味しいものを食べられる」とか「もっと旅行に行ける」とか「家族に安心をあげられる」とか、そんなことが浮かびました。
あとは「自分の好きなことを、もっと思う存分勉強できる」とも。
そして、ここで気づくことがあるんです。 今、潤沢なお金はないけど、大切な家族と毎日ご飯を食べられて笑えていることや、学びたい!って思えるようなことがあるというのはけっこう幸せなのではないか?と。
繰り返しですが、お金はあった方が選択肢が広がるので便利です。
ですが、今、足りないと感じるならば「お金がない」という不足感情だけで終わらせずに「でも〇〇はある」と、あるものの存在もちゃんと見てあげた方が、良い感情を感じらるんですよね。
その〇〇は人によって違うかもしれませんが、多くの人が持っているのが何かへの愛なのかな、と感じます。
自分の中の愛って、家族やパートナーだけとは限りません。
ペットへの愛も趣味や推しへの愛も、あなたの心の中にある「これが好き」とか「大切にしたい」っていう気持ちが愛です。
「あるもの」に意識が向くと心が喜ぶ
今はお金は(少)ないけど、愛はある。
そう思えることで、沈んだり焦る心が少し緩みます。
そうすると、状況は変わらなくても感情が変わるんです。
「お金がなくて何もできない…」から「お金はないけど〇〇はある!」と良い気分になれます。
さらに「お金が入ってきたらこんなことをしよう!」ってワクワクできたら儲けもんです。
そして、心がのびのびした状態のときほど、ないものを手に入れるための方法が浮かびやすかったりします。
意識が前を向いて、いろいろな情報をキャッチしたり柔軟な考え方ができるからかもしれませんね。
金はない、でも愛はある。
このマインドで心を喜ばせてあげるのにお金はかからないし、いつでもその気になればできることです。
なかなかお財布が潤わなくてキツイな~というときに、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
◉カウンセリングを利用する
✴︎自分軸の幸せに向かう提案型カウンセリング✴︎
泉智子のカウンセリングご予約↓
06-6190-5131
(カウンセリングサービス:予約センター)
カウンセリングやご予約についての詳細はこちら