最近、SNSや周りのお友達から「AIでのカウンセリングがすごく便利!」っていう話を耳にすることが続いたんですね。
そう聞くと、やっぱり気になる気持ちがムクムクと湧いてきて…笑
「どんなものか使ってみよう!」と試してみたのです。
実際に使ってみて感じた、対人間とAIの違いやメリット・デメリットなどを、対人でのカウンセリングを受けた経験とカウンセラーの視点からまとめてみました。よかったらご覧くださいね。
AIカウンセリングのメリット
AIカウンセリングのメリット、思ったよりたくさんあるな…って感じたのが、正直なところです。
私が感じた主なものは
・予約不要、思い立ったときに無料で受けられる
・人には言いづらい自分のみっともなさも気後れせずに出せる
・クオリティは常に一定で相性のミスマッチが起こらない
・心理学・哲学・信仰などの幅広い分野からの知見を含めたアドバイスがもらえる
・対人間での関わりで感じる遠慮やストレスがなく、何でも何度でも聞きやすい
などなど。
これは私が一度使ってみて感じたことなので、他にも色々あるのかもしれません。
これらのメリットを、もう少し具体的にご説明すると…。
時間と費用の面ではもう、完全にAIの方が便利というほかありません^^;
また、カウンセリングを検討される方の中には、カウンセラーに対して「こんな自分は知られたくない」「相手の顔色を気にしてしまう」という怖さや遠慮を感じられ、それがストレスになることもあろうかと思います。
そのような対人ストレスをスルーできるのは自分とAIだけで完結する仕組みのメリットかもしれません。
(ただ、人との関わりを拒絶していることが問題を生むケースでは、改善から遠ざかる場合もあります)
対人間のカウンセリングは相性やカウンセラーの力量によるところも大きく「人によって言うことが違って混乱する」というケースも。AIならそのようなことは少なそう。
知識のインプットや思考・行動のアドバイスを広い視点から欲しい場合に、何度でも時間を気にせず納得いくまで聞けるのは、かなりメリットだと感じました。
ここまで読んでいただいて「これはもうAIでいいんじゃない?」と感じられた方、どうかもう少しお付き合いくださいね。
AIカウンセリングでは難しいこと
確かにAIカウンセリングはとっても便利。
ですが、すべての場合に有効…とはいえない理由もありました。
私がAIでは難しいな、と感じたことは
・問題を的確に言語化しないと、的確な答えをもらうことが難しい
・「人に」受容されること自体が療法となる場合のカウンセリング
・経験や感情・感覚からの、深いコミュニケーションが得られない
・思考ではなくて「感覚や観念」の変容には、対人で行う心理療法の方が効果的
などです。
IAカウンセリングはテキストベースのコミュニケーションのため、まず問題をきちんと言語化して伝える必要があります。
その際、自分自身の何が問題で悩みとなっているのかを把握し、自身の価値観や状況なども言語化して伝えることで、納得いく回答が返ってくるんですね。
対人間のカウンセリングでは、もっと漠然とした状態でも、非言語でのコミュニケーションやカウンセラーの経験値から問題の明確化ができるため、ストレス状態での言語化の煩わしさはデメリットかもしれません。
実際、私はそれが面倒だな〜って感じました^^;
また、カウンセリングの効果は知識や分析、表面的なアドバイスだけではありません。
「人に受容される、丁寧に扱われる」こと自体が療法となって自己肯定感を定着させたり、対人コミュニケーションのリハビリのような役割を果たすことも多いんです。(というか、それがすべての場合も多々)
ときには、誰かに自己開示をして頼るという行動変容が、大きなブレイクスルーに繋がることもあります。
人の意識の深い部分では「自分のビジョン(こうなりたいと思う人)」と繋がることで、現実が動いてゆくという作用もあります。
このようなヒトならではの、心や無意識の感覚に対しての効果というのはAIではやはり難しく、この部分が1番大きな違いかもしれません。私自身が、対人間のカウンセリングを受けた経験と比較して、AIのテキストベースの受容・共感ではこの「心や意識の深い部分へのアプローチ」は圧倒的に足りないというのが実感です。
そして感情や観念(とても強い思い込み)が原因となっている問題では、対人カウンセリングでの心理療法(セラピー)の方がAIとの対話よりも効果がありそうです。
最後に
最後に、やっぱり聞いておきたいこと。
AIさんは人間のカウンセリングとAIカウンセリングの違いについてどう答えてくれるのか、ということです。
これも聞いてみたところ、返ってきたのはこのような答えでした。(ざっくり要約しています)
AIカウンセリングは、手軽で安価、匿名性が保たれ、24時間利用できるという利点があり、軽度な悩みや短期的なサポートに適します。人に対しての緊張感がないことも利点です。
しかし、感情的なサポートや専門的な支援が必要な場合には限界も。
カウンセラーによるカウンセリングは、感情的な共感や深い理解、専門的な治療を提供することができ、複雑で深刻な問題に対して有効。対話を通じた自己理解の促進も。
ただし、費用やアクセスの問題や、もし相性が悪い場合、別のカウンセラーに変える必要が生じることもあります。
最終的には、自分の状態やニーズに合わせて、両者を使い分けることも可能です。
…人間の私が感じたこととあまり相違ないところに、安心というか、仲間意識のような感情が…笑
どちらが優れているというよりは、今の段階ではケースによって使い分けるのがベストという結論、私も同感でした。
以上、カウンセリングにご興味ある方は参考にしていただければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
※こちらは私自身がAIカウンセリングを使ってみた感想と、特定の質問でAIから得られた回答です。
あくまでひとつの参考としてご活用くださいね。
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